アイルランド留学記③ ホストファミリー編
こんにちは!
今はシェアハウスに住んでいる私だが、 始めの約2ヶ月ほどホストファミリーのお家にお世話になりました。
「ホストファミリー」
この言葉を聞いてみなさんはどんな情景を思い浮かべますか?
英語でコミュニケーションをとりながら夕食を囲み、宿題を見てもらい、眠りにつく。
ところでこの世のホストファミリーには2種類あるのはご存知でしょうか。
世間ではアタリとハズレと言われたりもしています。
私の場合、前者です。
この流れで後者の面白エピソードを期待していたみなさんすみません。
私のホームステイ先はとても居心地がいいです。
どれくらい居心地がいいかというと、私は旅行先などでは環境の違いからかうんちが出ないのですがホームステイ先では3日くらいで出ましたよ、ってくらいです。私の経験をありのままお伝えして誰かの役に立てたらなぁと思います。
そして家を出て3ヶ月以上経つ今も連絡をとっています。
こないだは一緒にパブへ行ってビールをご馳走になりました。
本当にありがたいご縁です。
私のホームステイ先は退職した70歳ほどのご夫婦で、孫たちがしょっちゅ遊びに来ていました。最年少の先日4歳になった男の子が、リアル天使ですの。
①家について
アイルランドの家はとにかく見た目がかわいいです!!!!!!!
写真
どの家も塀が低く、大きい窓がたくさんあり、かわいいお花が咲いています。
私のホームステイ先はリフォームしたらしく、元はもっと狭かったらしいので、小さい家が多いともいます。
1階は玄関、リビング、ダイニング、和みスペース、キッチン、お庭
2階はシャワールーム、洗面所、寝室が4部屋、楽器がある部屋が1部屋
です。私の部屋は1番小さく、ダブルベット、鏡台とクローゼットが一体になったもの、ベッド脇の小さいライトとその台があります。
ハウスメイトの部屋はもう少し広く、勉強机と椅子があって少し羨ましかったです。
ホストマザーは毎日部屋の整理とベットメイキングをしてくれます。窓も少し開けて、カーテンも綺麗にセットしておいてくれました。ありがとう!!!!!
②お風呂
バスタブはシャワールームと別にあって、バスタブは誰も使ってません。
狭い部屋に小さい脱衣スペースがあり、カーテンを挟みシャワールームがあります。
水はたまに急に熱くなったり冷たくなったりするときがあります。
家にタンクがある仕組みなので、1度シャワーを止めると温水が出ないことがあります。1度、冷水でシャワーを浴びる羽目になりました。
あと、水を出すときにブーーーーンっていう音がなるんですよ。
これが結構うるさくて、夜中に使えないなと思いました。
シャンプーリンスーなどはありがたく使わせてもらってます。ありがたい!
先週排水溝に汚れがたまり、スムーズに流れず水が3センチくらいたまるときがあって萎え萎えでした。数日後、綺麗に掃除をしてくれて今は快適です。
私の家は使用時間の制限などもなく使わせてもらっています。
そして、驚くことなかれ。
アイルランドの方、お風呂に毎日入らないらしいです。ガーン。
それを知ってから、ハグをするのに抵抗が生まれました、、、
ハウスメイトは朝にシャワーを使うので、夜は好きなタイミングで使えて嬉しいです。
③食事について
私の場合、平日2食、休日3食です。
留学前、「アイルランドの食事はポテトしかない」「アイルランド人は毎日ポテト」みたいな情報に触れることがあった。
どうせ「日本人は毎日寿司食べる」みたいな、外国人からした極端な印象だろうと聞き流していました。
しかし、本当にほぼ毎日ポテトがでてきました!笑
しかもワンプレートにマッシュポテト、フライドポテト、ベイクドポテト。
なんて日もあったな。ん?ポテト、多くない?
そしてぶくぶくと肥えることに…
幸運なことにホストマザーの料理は美味しく、たまに作ってくれるスコーンが絶品…
懐かしい。また食べたいなぁ。
ちなみに私のホストファミリーは40年前から学生を受け入れているそうです。
道理で住みやすかったわけだ…
アタリと言っても、全く気を使わないわけでもないし、過ごしにくいこともあります。
潔癖の私にとって、ホストファザーのおじいさんの後の流さない黄色いトイレや、
バスルームのちょっとした汚れが気になることも。
他人の家にお邪魔する形なのでピカピカの水回りなどは珍しいですよね。
たまに、バスルーム、トイレが部屋についているなんて神対応のお家があるそうですが、私は昔ながらの家に住めて楽しかったです。
また、私の友達にホストファミリーととてもいい関係を築いていた日本のお友達がいました。
その子は幸せそうにしていたので羨ましく思っていたのですが、聞いてみると結構悲惨でした。
その子の家にはやんちゃな3人の小さい子供達がいて、土足で友達のベッドの上で遊んだり、いたずらでパスポートや家の鍵を取ったり無くしたり…
そういう困難も乗り越えて、それごと愛して仲良くなったのだとは思いますが、
私が彼女だったらハズレのホストファミリーだったと言うと思います。
いくら子供でも勝手にカバンを漁る人は軽蔑するし、教育を疑ってしまいます。
しかし、その友達の本当に幸せそうな姿を見て、ホストファミリーのアタリ・ハズレは学生の裁量にもよるんだな、と言うことが分かりました。
これから留学でホームステイする方のご武運をお祈りします。
また、居心地の悪いお家に当たってしまった時は、一人で悩まずにすぐに学校に報告して変えてもらいましょう!
私の運の悪かった友達もホームステイ先を変えてもらってから心底楽しそうに生活しています!