成長の記録
アイルランド留学をして4ヶ月が過ぎ、残り3ヶ月ほどとなった。
今日は心情の変化をを記録として記したい。
もともとアイルランド留学の後はイギリスに1ヶ月留学してから帰国しようと考えていた。少しでも長く海外に滞在することが自分の幸せだと思っていたし、2カ国の留学により多くの経験を積めるだろうと思ったからだ。
しかし最近イギリスの留学はやめることにした。単刀直入にいうと、留学に飽きたからだ。このような感情に気づき始めた当初は、ただ単に勉強へのモチベーションが下がってしまったのだとネガティヴに捉えていた。
しかし、これは単に自分の興味が移ったのだ。
私は中高運動部に所属しどちらも全国大会に出場した経歴を持っている。
自分で言うのもなんだが負けず嫌いの努力家であった。
一方でアルバイトは大嫌いでいつもだらだらと働いていた。
だから、私はお金を稼ぐことに興味がないのだと思っていた。
しかし留学先で十分に時間に余裕がある今、毎日存分にゆったりと過ごしている。
もちろん勉強はしているし、自分の英語力も劇的に上がっているため罪悪感はないため、こんなゆっくり過ごしていても焦って何かに取り組むこともない。
そんな生活を4ヶ月もしていると、今度は働くこと、お金を稼ぐことに興味が出てきた。
あんなに働くことが嫌いだったのに、なぜなのか?
理由は2つある。
1つめは多くの働いている人たちと交流したから。
英語の練習のためにアクティビティに参加すると、いろんな国から来てアイルランドで働いている人たちに出会う。特に、アイルランドはIT企業が進んでおり、多くのwebデザイナーやプログラミングをしている人に出会った。今をときめく職業で活躍している彼らが単純にカッコよく思え、私も自分の能力を活かして働きたいという、仕事に対してポジティブなイメージを持つようになった。
2つめはお金を稼ぐことに興味を持ったから
私はかつてお金儲けときくと消費者からお金を巻き上げるために努力する卑しい行為という印象を持っていた。しかし親のお金で語学学校へ行き、親のお金で海外で生活できている。ここには私の実力なんか皆無で、留学といえば聞こえはいいが親のお金で海外で楽しく生活しているだけである。にも関わらず、友達は「休学留学に挑戦してすごいね!」と尊敬の念を抱いてくれる。
私は自分でお金を稼いでいないことを恥ずかしく思うようになった。
私は一年休学するが8ヶ月ほどで帰国するので4ヶ月の自由な時間を持つことになる。
私はこの時間を有給の長期インターンと勉強のために使おうと思う。
今までは憧れだけで、「出版社とか、広告代理店で働きたいかも?それが落ちたら大手メーカーとかでもいいかも⭐︎」とかアホ丸出しの思考回路でした。
今はとりあえずアルバイトよりも実践的な仕事をしてスキルを伸ばしたいと強く思います。
今までは、働くことに対してポジティブで成長意欲ゴリゴリの同級生を見ると「やだこわーい」と思い、働きたくない…といっている友達をみては「わかる〜」と安心していた。
ただ単に私にはゆっくり好きなことだけをする時間が必要だったのかもしれない。
ただただ遊ぶだけでは物足りないのかもしれない!そう気がつくことができたのも休学をして留学先でマイペースに生きていたおかげだからだ。
ただ、ゆったり過ごしていたら働きたくなってきたぞ!!という日記になってしまった。
まだ何も成し遂げていないのでこれは3ヶ月後の私に託す手紙として残しておこう。
帰国した私へ
さっき調べた会社の長期インターンが面白そうなので申し込んでください。
留学5ヶ月目の私より
明日から月曜日。残り限られた時間を最大限に活用します。
おやすみ