ゆるゆると

ぽつりぽつりと続けます

成長の記録

アイルランド留学をして4ヶ月が過ぎ、残り3ヶ月ほどとなった。

今日は心情の変化をを記録として記したい。

 

もともとアイルランド留学の後はイギリスに1ヶ月留学してから帰国しようと考えていた。少しでも長く海外に滞在することが自分の幸せだと思っていたし、2カ国の留学により多くの経験を積めるだろうと思ったからだ。

 

しかし最近イギリスの留学はやめることにした。単刀直入にいうと、留学に飽きたからだ。このような感情に気づき始めた当初は、ただ単に勉強へのモチベーションが下がってしまったのだとネガティヴに捉えていた。

しかし、これは単に自分の興味が移ったのだ。

私は中高運動部に所属しどちらも全国大会に出場した経歴を持っている。

自分で言うのもなんだが負けず嫌いの努力家であった。

一方でアルバイトは大嫌いでいつもだらだらと働いていた。

だから、私はお金を稼ぐことに興味がないのだと思っていた。

 

しかし留学先で十分に時間に余裕がある今、毎日存分にゆったりと過ごしている。

もちろん勉強はしているし、自分の英語力も劇的に上がっているため罪悪感はないため、こんなゆっくり過ごしていても焦って何かに取り組むこともない。

そんな生活を4ヶ月もしていると、今度は働くこと、お金を稼ぐことに興味が出てきた。

あんなに働くことが嫌いだったのに、なぜなのか?

理由は2つある。

 

1つめは多くの働いている人たちと交流したから。

 

英語の練習のためにアクティビティに参加すると、いろんな国から来てアイルランドで働いている人たちに出会う。特に、アイルランドはIT企業が進んでおり、多くのwebデザイナーやプログラミングをしている人に出会った。今をときめく職業で活躍している彼らが単純にカッコよく思え、私も自分の能力を活かして働きたいという、仕事に対してポジティブなイメージを持つようになった。

 

2つめはお金を稼ぐことに興味を持ったから

 

私はかつてお金儲けときくと消費者からお金を巻き上げるために努力する卑しい行為という印象を持っていた。しかし親のお金で語学学校へ行き、親のお金で海外で生活できている。ここには私の実力なんか皆無で、留学といえば聞こえはいいが親のお金で海外で楽しく生活しているだけである。にも関わらず、友達は「休学留学に挑戦してすごいね!」と尊敬の念を抱いてくれる。

私は自分でお金を稼いでいないことを恥ずかしく思うようになった。

 

 

私は一年休学するが8ヶ月ほどで帰国するので4ヶ月の自由な時間を持つことになる。

私はこの時間を有給の長期インターンと勉強のために使おうと思う。

今までは憧れだけで、「出版社とか、広告代理店で働きたいかも?それが落ちたら大手メーカーとかでもいいかも⭐︎」とかアホ丸出しの思考回路でした。

今はとりあえずアルバイトよりも実践的な仕事をしてスキルを伸ばしたいと強く思います。

今までは、働くことに対してポジティブで成長意欲ゴリゴリの同級生を見ると「やだこわーい」と思い、働きたくない…といっている友達をみては「わかる〜」と安心していた。

ただ単に私にはゆっくり好きなことだけをする時間が必要だったのかもしれない。

ただただ遊ぶだけでは物足りないのかもしれない!そう気がつくことができたのも休学をして留学先でマイペースに生きていたおかげだからだ。

 

ただ、ゆったり過ごしていたら働きたくなってきたぞ!!という日記になってしまった。

まだ何も成し遂げていないのでこれは3ヶ月後の私に託す手紙として残しておこう。

 

帰国した私へ

さっき調べた会社の長期インターンが面白そうなので申し込んでください。

 

留学5ヶ月目の私より

明日から月曜日。残り限られた時間を最大限に活用します。

おやすみ

「感謝する」という悪知恵

アイルランド留学も4ヶ月が過ぎた。

本日、私はお金持ちのアゼルバイジャン美女の友達の家でパーティをした。

 

日本人の友達と日本食を作り外国の友達に振る舞うという、これぞ留学!というキラキラしたイベントである。

 

しかし、なぜか11人分のカレー、米、お好み焼きをたった3人で買い出し、準備、後片付けまでするはめになった。

隣の部屋に響く大勢の笑い声を聞きながら

気まずい沈黙の無数の米がこべりついた鍋を洗ったことはきっと留学の忘れられない思い出の1つになるのだろう。

 

なぜ、こんなことに…と思いながら私の頭の中にはひたすら2:6:2という数字がグルグル回っていた。

 

組織のマネジメントにおいて「2:6:2の法則」というものがある。

イタリアの経済学者であるヴァルフレド・パレードが発見したもので、

経済活動をはじめ世の中の分布に幅広く当てはまるとされている。

 

今回のブログでは労働者の例を取り上げる。

 

100人の労働者がいるとすると、

20人がよく働き、

60人はボチボチ働き、

あとの20人は全く働かない

 

というものだ。

 

そして遊んでる奴らに文句も言わず皿洗いを続けた私はよく働く20人にに当てはまる人間ということだ。

 

私はこの法則を中学生の頃に初めて知った。

当時の解釈は、上位2割が成功し、6割がぼちぼち成功し、あとの2割は一生やる気もなく成功にもほど遠い人生を送る人たちというものだった。

 

しかしあれから8年ほど拙い人生経験を経て、断言できる。

 

人生の勝ち組は他でもない、上位2割以外の隣の部屋で笑っている人間たちである!!!! 

 

思えば中学生の頃から私はこんなことを繰り返し経験してきた。

クラス合宿でみんなが食い散らかしたもので散乱した机を片付けたり、

前日野球部の男が食べた汁が溢れたカップラーメンを処理したり。

 

なぜ?

彼らに罪悪感がなく、一向に片付ける気配が無かったから。

施設の人にやってもらうなんてバカな真似はしたくなかったので仕方なくやった。

 

少し救われるのは、どんな時でも私と同じように片付けてくれる友達が少しはいたからである…

 

しかし、未だに根に持っている。

なぜ、私が?あいつらのために?あんなに怒りを持ちながら

しかし大勢で集まる場は楽しいものでなければいけないという暗黙の了解を飲んで、

静かに家政婦のように働かなければならない??????

こんなのちゃんちゃらおかしい!!!

 

 

私は考えた。人生の勝ち組になるために。

私と彼らは何が違うのか?

そして1つの仮説を導いた。彼らには罪の意識がないのだ。

 

もしわたしが彼らだったら?

自分が到着した時に調理の全てが終わっていて、作ったやつらが疲れ果てていたら?

 

私は罪の意識から、率先して後片付けをするか自分がその人達より楽しまないように気を遣う。分かっている。2つ目には何の意味もないことは。

しかし、私はそうする。

しかしあいつらはどうだったか?

 

私は頭が良くて人当たりのいい、可愛らしい背の高い日本人の女の子の言葉が忘れられない。

 

ええー!全部料理終わってる!

私何もしてなーい、ありがとー!^_^

 

といい、食事を楽しんだ後は何枚か食器を洗い、さっさと別室へ行った。

 

皆さんは

 

え、なにが問題なのか分からない。いい子じゃん?

 

と思うだろう。

そうなのだ。良い子なのだ。

きっとこの子は逆の立場なら、

 

全然良いよ〜!用事お疲れ様!^_^

食べよ食べよ〜!

 

って言ってくれるのだ。

しかし私は違う。私は心が狭い。

 

私は大変な思いをした分その子には多少罪悪感を持って積極的に手伝うことを求めてしまうのだ。

そしてみんなそうしてくれるだろうと安易に予想してしまっていた。

 

しかしこの子は「罪悪感」を持つ代わりに「感謝」することで労わり、

私たちの苦労を消化したのだ。

私たちの苦労が無かったことにされたその時、その子は何をしても許されるのである…

 

偉人や成功者がよく言う

 

「感謝することが大切」

 

とはこのことだろうか?

感謝することで生きやすくなるとは、こういうことなのか?

これは、説得力がある。

 

私が誰かに「2:6:2の法則」教える立場になったら、同時に大切なことも一緒に教えるだろう。

 

「上位2割ですが、決して仕事ができる選ばれし者たちという印象を持たないでください。もしあなたが幸せな人生を歩みたければ、目指さないでね。それと、感謝の心を待って生きましょう」

 

と。

 

 

シェアハウスに彼女を週3で泊めるハウスメイトの話 アイルランド留学

 

留学が3ヶ月めに差し掛かる頃、私はホストファミリーの家からシェアハウスに引っ越しました。

 

新しい家はとても綺麗で、ラトビア出身の若いオーナー夫婦の他に1人大学院生の中国人男性が住んでいるとのこと。

 

オーナー夫婦は180センチ越えの高身長夫婦。

 

旦那さんはがたいが良く筋肉質の太い腕と大きなお腹とスキンヘッドに目つきが悪く、はじめは強かったのですが、めちゃくちゃ優しい。

 

150センチの私が高いキャビネットにしまってある鍋を椅子の上に立って取っていたら、低いキャビネットに入れ替えてくれました…じーん

 

奥さんはスレンダーで可愛くて筋肉質で最高!おしゃべりが好きで笑顔が素敵です。

 

学校に近くて、リビング、キッチン、バスルームの隅々まで綺麗、しかも掃除当番やゴミ出しは一切なし!(キッチンとバスルームを使った後に掃除するだけ)

 

絶対ここに住みたい!内見に行った時入ってすぐそう思いました。

 

聞いてみると内見は私が最初だったらしく、私がデポジットを払えば他の子の内見はキャンセルしてくれるらしい。

 

早速次の日にお金を払って鍵と誓約書を受け取り、手続き完了!

 

※詐欺に注意

アイルランドの住居の需要がばか高い。家を探す人は十数件のオーナーに連絡することは普通だ。そのため、鍵は引っ越しの日に渡すと言ってデポジットだけ受け取り、その後連絡を絶つ詐欺オーナーがうようよ存在する。わたしも先に金を振り込めというオーナーに会ったことがある。家探しに疲れ、信じようとした弱い心を友達が全力で止めてくれました。危ない危ない。みなさんも気をつけて。

 

オーナー達も柔軟で心優しく居心地が良かったです。

 

住んで2ヶ月たっても洗濯機を使いこなせなかった私に何度も教えてくれました…

 

ハウスメイトも綺麗好きの勤勉な青年だったのですが、1つ問題が。

 

そう、題名にもあるように中国人の彼女を週3で泊まらせるのです。

 

 

彼女も綺麗好きで優しくて気さくで、2人とも部屋でも静かです。

 

はじめのうちは何も思わなかったのですが、私は心が狭く頭が硬い人間です。(サイテー!)

 

日本の彼氏に会えない私からすれば、同じ家に2カップルいることが煩わしくて仕方がありません。

 

朝、遅刻しそうな時にトイレに行くと彼女が使っています。

 

1人さみしくシリアルを食べようとダイニングに行くと美味しそうな朝ごはんが2つのプレートに並んでいます。

 

今日はあいつ来ないな、と思っていると夜に2人の足音が玄関から入ってくるのが分かります。

 

ダイニングで2人が仲良く話しているとき私は居心地が悪いので部屋にこもります。するとオーナーが降りてきて彼女と楽しそうに会話しています。

 

自分がコミュ症なのが居心地の悪さに加担していてますます肩が狭い!!

 

どうして家賃を払っていない彼女が楽しく過ごしているのに、家賃を払っている私が過ごしにくいんだ。

 

こんなのおかしい!

 

金を払え!

 

我慢の限界に達し、人に自分の意見を言うことがぬるい牛乳くらい苦手だった私が、

 

あの自分の意見を言うときなぜだか涙が出てきちゃう小心者の、私が、

 

とうとう思いの丈をぶつけることを決意しました。

 

そう、この3ヶ月、自分の意見を言うことは相手を否定することじゃないと学んだじゃないか。

 

年齢も国籍も違う人たちの中で、学んできたじゃないか!!

 

そう自分を鼓舞しながら、まずは友達に相談してみました。

 

はい、自分が間違っていないかどうか客観的に知ることは大切ですよね?

 

怖気付いたわけでは勿論ないです、はい。

 

日本人と韓国人の友達数名に相談すると、みんなそれはおかしい、オーナーに言うべきだよ!

 

と応援してくれました。

 

そんな中、ある日私の友達A子がトラブルに遭いました。

 

A子はホストファミリーが旅行中にゴミ出しを頼まれ、彼女がゴミを出そうと玄関に出た瞬間、風さんがオートロックのドアを閉め、閉め出されてしまったのです。

 

不幸中の幸いA子は携帯を持っていたので私に泊めてくれるよう頼んできました。

 

勿論いいよ!

 

そう、私には確信がありました。オーナーは快諾するはずだ。

 

なぜならハウスメイトは今までめちゃくちゃ彼女を泊めてるから。

 

そして私が帰ってきた奥さんオーナーにお願いすると、彼女は言いました。

 

「今日だけ?」

 

あれ?私が思っていた返事と違うぞ。

 

「あら大変ね!もちろんいいわよ。」

 

って言ってくれると思ってたのに。

 

もや

 

あれ?なんでハウスメイトはいいの?

 

もやもやもや〜

 

そして次の日、

 

旦那オーナーに聞きました。

 

「基本的に、私はこの前みたいに夜に友達を泊まらせてもいいの?それともダメ?」

 

そう、ここでダメと言ったら、不公平だ!中国人カップルについても禁止しろ!というつもりでした。

 

彼は少し考え、言いました。

 

「あぁ、いいよ。大丈夫。」

 

あ、いいんかい。なんでちょっと悩んでん。私の作戦失敗。

 

こうなったら中国人の彼女と同じタイミングで私も友達を泊めまくって朝の洗面所を大渋滞にするくらいしか、策がありません。

 

しかし友達を自分のベッドに頻繁に寝てもらうのも好きではないので、イライラするのも疲れたので、タイミングを見計らってオーナーに言うことにしました。

 

その日の夕方リビングで勉強していた私は隣でアイロン掛けしている奥さんオーナーを見ながら

 

言うなら今だ!

 

と思いました。

 

私は思ったよりめちゃくちゃ優しく話し始めました。(気が弱い)

 

「今話してもいい?ハウスメイトと彼女のことなんだけど」

 

多分泣きそうな顔をしていたのでしょう。

 

優しく笑って、アイロンを片付け、ソファに座ってこう言いました。

 

「オーケー、落ち着いて。もし私が答えることが聞き取れなかったら何回も聞いてね。」

 

緊張に加えその優しさにますます泣きそうである。

 

オーナーによると、

・彼らはとても静か、綺麗好き

・彼女が泊まる時は毎回許可を得ている

・彼女、彼氏、家族を泊めるのはノーマル

 

つまり、何も文句がないそうです。

 

私の国では起こりえないから、おかしい!

大学生のカップルの不純異性交遊だ!

帰れ!

 

 など思って抗議したのですが、それぞれハウスメイトを尊重するのは普通、という考え方の元、彼らはとても理解のあるオーナーだと思いました。

 

と同時に若いカップルを偏見の目で見ていたことを恥ずかしく思いました。

 

彼らは愛し合い協力して生きているし、こんなことに文句をつけているのは日本固有の価値観でもあるのかな?と思いました。

 

今まで散々文句を言っていましたが、これからは尊重しあい、私も友達を気兼ねなく誘い、シェアハウス生活を楽しもうと思います。

 

しかし最後にひっかかるのは、奥さんオーナーが

 

「彼女は綺麗好きだし、いい子だし、英語も上手。私はあの子と話すのが楽しい。」

 

と言っていたことです。文字通り私は英語が下手で、オーナーは内気な私と話すのが楽しくないんだなぁと思いました。

 

私は内気で傷つきやすくて心が狭くて、と嫌いになりそうですが、

 

自力で試行錯誤しながら綺麗な家を見つけたこと、自分のために外国人のオーナーに抗議をしたこと、褒めてあげたいです。

 

頑張ったね、私。

 

いつか泣きそうにならずに落ち着いて優しく自分の意見を言えるようになれたらいいね。

 

これからも英語の勉強頑張ります。

 

 

アラジンから学ぶスクールカースト

こんにちは

物価がかなり高騰してなかなか贅沢ができないダブリンですが、朗報です。

なんとここダブリンでは毎週火曜日はどこの映画館も5.5Euro(700円未満)!!

日本の学生料金よりも安いですね、驚き。

そんなわけで、先日アラジンと魔法のランプ実写版を観て参りましたよ!

 

ネタバレ注意です

 

ジャスミン役の方が綺麗すぎてびっくり。アジア系の美人に弱いわたしはぞっこんラブ。この世で一番美しい女性はあの方なのではないでしょうか。

さて、アラジンの中で最も印象に残ったシーンについて話したいと思います。

それは王に仕えていた悪い家来がジーニーに自分が王になれるように命令するシーンです。王の格好で王の椅子に座り、家来たちに元王を引きじり出すように命令するのですが、家来たちは迷います。さっきまで王だった人のいうことを聞くべくか、今は力を持った新しい王に従うべきか。その葛藤をみていると、わたしは混乱しました。

 

 

 

お金は「これには価値がある」という共通認識があるから経済が成り立つのですよね。

昔は通貨が貝殻で成り立っていたことや、現在は金や銀ではなく紙幣が流通していることも、すべては人々がそれらの価値を共有し信じているから生活できるのです。

皇室制度さえも、この人は王だという共通認識があって成り立つものなのかと衝撃が走り、鳥肌が立ちました。

今まで普通に従っていた家来たちが一斉に自分の敵になる姿を見たジャスミンのパパはどんな気持ちだったのでしょうか、、、

国王としてと努めてきた過去、信じていた家来たち、自分の権威。

それらすべてがひっくり返ったとき、彼は彼自身ではなく周りの対応が彼を王にさせていたと気がついたことでしょう。

そんな描写はなかったけれど、とても深いシーンでした。

 

そう思うと世の中すべて嘘に見えてきますね。

事実だと思っていたことが、実はただの人々の共通認識であると気がつくことは物事の本質を見極めるためには大切なプロセスですよね。

そう思うと学生時代のカースト制度なんかは、すべてが学生個人の実力ではなく周囲からの評価です。

いじめのターゲットは特に、こいつはいじめられても仕方がないやつだ、そういう共通認識を持つよう仕向けられるのですね。

カースト上位なんかは、体がごつかったり派手だったり、スポーツができたり。そういう条件に当てはまるだけで、本人たちを含む多くの生徒が彼らをカースト上位に位置づけることによって成り立つのですね。

本人の意思に関係なく位置付けられることなんか日常茶飯事ですよね。

いつの間にか派手なグループにいれられる容姿の良い人、人気者のいじられキャラ、彼らも本当は静かに過ごしたい人かもしれない。

スクールカーストを逃れるには、ジャスミンのような強い意思で自分を確立し、誰からの人素気にも沿うことなく生きるしかないのかもしれない。

ホームステイ キャンセルのいざこざ

こんにちは!

アイルランドに留学中の私ですが、莫大な需要のせいで家賃高騰中のダブリンで、ホームステイからシェアハウスに移ることになりました。(ホームステイは3ヶ月しか予約してなかった)

競争率が半端ないため見つからなかったらどうしようと留学前からドキドキしていた私です。

 

そして、先日無事に家を見つけました!わーい!!!

心配性なので早めに家を探して早めに見つかってしまうという嬉しい事件が。

聞くとわたしが一番の内見者だそう。

他の人に取られないように翌日にデポジットを払うことを約束し、他の方の内見を断っていただきました。

ふぅ

 

しかし一つ問題が。

その家の求める入居日に引っ越すとなると、ホームステイを2週間キャンセルしなければならないことに、、、、

エージェントの話であれば、キャンセルする14日前までに申告すればすでに払った分が戻ってくるとのことでした。

留学前にこの話を聞いて、わたしはホームステイが終わるまでに早く家を見つけてキャンセルしようとさえ思っていました。そう、これがホームステイの認識の大きな間違いでした。

 

家に帰るとホストマザーが

「いい家は見つかった?」

と聞いてくれたので、見つかったよ!でも2週間前に出ないといけないんだと説明すると、、、

 

ホストマザーの顔が曇り、

なんで?

あなたが⚪︎日まで予約してたから当然最終日までいると思ってた。

この家はホームステイで動いている。

あぁ、2週間も。そのお金は大きい、、、

 

と嘆き

 

なんでキャンセルするの?

あなたはこの家にいて幸せじゃなかった?

 

と聞かれました。

うわあああああああああああああああああああああああああ

やっちまった!!!!!!!!!!!!!

いや、ホームステイで生計立てている家族がいるのは知っていたけど、それこそビジネスだったら規定内の申告のキャンセルはあっさり承諾してくれると思ってた!!!

 

って感じです。そんなに悲しまれると思っていなくてめちゃくちゃ申し訳なくて沈黙が気まずかったです。もう私達もとに戻れないね、っていう感じでした。

 

ですがわたしが理由を説明して、エージェントは2週間前からキャンセルできるって言ってたと証言すると、

なぜだかエージェントのせいになってました。

このときほど英語力のなさに救われたことはありません、、、

 

いつも優しい温かいホストマザーの豹変ぶりに驚き、それほどひどいことをしたのかという自責の念とで少し泣いてしまいました。

涙が出るとき、うおお、泣いてしまう、これは止められへんやつや、でる、あ、うわ、あぁでもここで泣いたら全て許されるんだろうなぁ、あ、涙でた。つーっ。

って思ってました。ヒトってコワイよ。

案の定ホストマザーは手を握ってくれて、

 

「泣かないで。あなたのせいじゃないんだから。悪いのはあなたのエージェントよ。」(違うけど)

 

と優しく言ってくれました。

感情を素直に表すことの大切さを知りました。

日本にいると感情を慎むことが美徳で喜怒哀楽が激しいことは非難されますよね。

しかし誰だって自分のために泣いたり笑ったり怒ったりしてくれる人に愛を感じますよね。そういうことは無理に我慢せず、自分がどれだけ何を感じているかを示すことは人間関係を築く上で大切なのではないでしょうか。

シャイな日本人も、気さくな外国の方といると居心地がいいと思います。

相手が何を感じているか分かりやすいし、なにより自分の気持ちを表しやすくなるのではないでしょうか。

 

ちなみに、この次に日に学校から帰ると、なぜか私の靴が 私のパソコンの上に置いてありました。

ダブリン家探し 4つのアドバイス

今日はダブリンの家探しについて!!!

 

ダブリン生活もついに9週目です。

私はホームステイをはじめの3ヶ月しか予約しておらず、その後はシェアハウスに住むつもりでした。

もちろん新しい家は自分で探さなければなりません。

ご存知でしょうか。ダブリンは多くの外国人労働者を受け入れていて、空き家の需要がめちゃめちゃ高い。家賃もバカにならないほど高騰しているのにも関わらず、空いている家は早い者勝ち、次々と埋まっていきます。

内見の約束をしても、決まったのでごめんなさいと言われることも多い!

オーナーから返信がこないことも多々、、、

空き家と書きましたがセレブでもないかきりシャアハウスの一室を借りて、バスルームやキッチン、リビングルームは同居人と共有するのが普通です。

 

⒈家の探し方

 

探し方は主に3つ

 

1daft.ie

アイルランド専用の家探しサイト

条件が絞れて使いやすいです。

 

facebook

レントハウスのグループがあります

そこに参加すると情報が見れますが正直見にくいし詳細が書いてないことが多く問い合わせないといけません

 

3その他

友達の紹介や日本人グループライン、Mixb日本人サイトなど

 

家探しはオーナーと連絡を取り内見後、条件を確認して入居を決めるという手順です。

需要の高さから、詐欺が多発しているそうなので注意してください。

お金を払う時は必ずサイン入りの領収書と鍵を交換してください。

デポジットと最初の月の家賃だけ受け取って鍵を渡さずそのまま連絡が途絶えるということがあるそうです。

私も一度気に入った家のオーナーに、お金はここに振り込んでね、鍵は入居日に渡すから、と言われたことがあります。あれは絶対に詐欺師です。

だって4ヶ月くらいずっと掲載し続けているんですもん!!!

4ヶ月住人が見つからないわけがない!!

 

⒉期間

 

家探しはどれくらい前に始めるのがいいのでしょうか?

私は異国の地でホームレスになるわけにはいかないので行く前からめちゃめちゃ不安でした。不安すぎて出発の1ヶ月前からdaftで家を探してました、、、

オーナーに連絡をして、

 

「内見はいつこれる?」

「まだ日本にいるんですよ」(メールに書いてたけど読んでくれていない。)

「じゃあ着いてから連絡してね」

 

 

来てからも不安すぎて到着した週から家を探して内見に行ってました。

そのせいで友達作りをおろそかにしていましたね、はい。

でもどの家もすぐ住める人を探していて条件に合わず、家探しは2ヶ月後に延期することにしました。

早すぎても全く意味がないことがほとんどなので気をつけて下さい!

しかしこれらの経験から家探しのプロセスに慣れ、次の家探しは1週間もかからず見つけることができました。

 

運にもよりますが一ヶ月前からで十分なのでは?

しかしオーナーと連絡をとれなければ意味がないので。電話をするか、魅力的なメールを何通も送信することをお勧めします。

 

⒊メール内容

私は始め糞真面目な文を書いていましたが正直誰も最後まで読んでいないと思います。

返信率が悪かったので思いっきりポップに変えてみました。

日本でこんなメールを送っても誰も相手にしてくれないような文なので心配していたのですが返信率がめちゃくちゃ上がりました!!

つかみはこんな感じです↓

 

 

Hi~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

I’m a Japanese woman!!!
If I live there, I would keep clean always!
I promise.

 

こんなふざけたのでいいの?と思われるかもしれませんが、始めに10通送って3通ほどの返信率が、7通ほど返ってくるように。わーい

 

⒋予算と条件

 

みなさんの譲れないポイントはどこでしょうか。

 

・絶対にシングルルーム

・学校から近い

・綺麗な家(やすくて綺麗なところはないです。諦めが肝心)

・掃除当番がない

 

でした。

綺麗で掃除当番がない家はオーナーが同居していれば叶います。

予算は500Euro前後が理想だったのですがなかなかいい部屋が見つからず、600Euroで探すとすぐ理想の家が見つかりました。

値段か条件、どちらを優先するのかを決めた方がいいと思います。

やすくていい家はありません、、、

結局学校から徒歩10分で掃除当番なしの家を650Euroで見つけました。

日本円でなんと8万越え、、、

いいアパートに暮らせる値段ですよ、ダブリン恐るべし

 

以上、わたしからの拙いアドバイスでした。

お役に立てると幸いです。

家探しは気力と体力が大量消費されます。焦りすぎず自分のペースで頑張ってください。

 

 

 

かったので500Euro前後で探していました。

facebook勤めのケニアの男性によるセクハラ

ある日、私は学校の知り合いのハウスメイトであるケニア人男性に出会った。

友人によると彼はとても優しくていい人だそう。

なんと彼はfacebookに勤めているらしい!!

アイルランド法人税がめちゃくちゃ低いらしく、googleなどの大手IT企業も会社を置いているよ。)

 

初めて出会ったアフリカ人というだけでも魅力的なのに、facebookに勤めているとか、魅力的すぎる。ぜひ仲良くなりたいぜ!出会ったタイミングがよく、たまたま同じバスで同じ目的地に行く所だった。車中で20分ほど話したが、冗談を言い合って(私の英語力では冗談をいうのは難しいがなぜかこの日はスムーズに話せた)いい感じに仲良くなった。わーい。

 

そして後日シティセンターであるアフリカンフェスティバルに誘ってもらえた!多国籍の友達がいる自分素敵!という思いに浸りながら、女友達と一緒に参加した。

彼は会う人会う人に立ち止まり挨拶をし、会話を交わしていた。

本当にフレンドリーで誰にでも優しくて感動した。

 

料理や音楽を楽しんだ後、友達が一足先に帰ったあと、事件は起きた。

まだ5時とかだったし舞台は教会だし外も室内も明るいし人も大勢いたのでなんの心配もしていなかったのだけれど。

 

会話の途中で

 

君の笑顔は綺麗だよ!手の甲にチュ

 

とか、チークキスしてもいい?と聞かれたり

 

ここまでは文化の違いかなアと思っていました。

しかし、チークキスを求められ、抵抗があるのでやんわりスルーすると、

すぐに離すから唇にキスしてもいい?と聞かれ、驚いた!!!!

 

恥ずかしいからごめんなさいと断ると、

そんな風に思わせてごめんね、、、じゃあチークキスしてならいい?

と言われ、断れ無かった。もしや作戦??

これは挨拶なのか?セクハラなのか?熱烈アプローチ?友人の証?

異文化むずかしいぜ!!!!

とりあえず6時くらいに帰り、ケニアでのキスの意味を調べた。情報が少なかったので信憑性は低いが、あるサイトではケニア人は挨拶でキスはしないと書かれていた。

地域にもよると思うが、念のため彼と連絡を取るのはやめた。

 

facebookケニア人、きっとすごく裕福で優秀だよな、絶対。

とてもハイスペックで優しいスペシャルな人に出会えたのに、なんだか惜しいなア。